こんにちは。
ご当地の味を手軽にお弁当で楽しめる「駅弁」。
東京駅や新大阪駅だけでなく、全国の駅で買える旅グルメのひとつです。
しかし、ふと気になるのがこの疑問。
駅弁の塩分ってどれくらい?
食塩相当量の低いお弁当はどれ?
減塩も気になるけど、駅弁も楽しみたい!
でも、探してみてもなかなか「一覧表」が見つからないのが塩分です。
ということで、私がこれまで実際に食べた駅弁を振り返って検証してしてみました!
あくまで一例(目安)ではありますが、今日はその結果をこのブログで写真とともに詳しくまとめてみたいと思います。
近江牛すき焼き弁当
ひとつめは、「近江牛すき焼き弁当」。
明治22年開業、滋賀県草津の南洋軒の商品です。
秘伝のつゆでじっくり煮込んだ近江牛と温泉玉子が絶品。
南洋軒人気No.1のお弁当です。
そんな「近江牛すき焼き弁当」を食べたのは、2023年3月。
新大阪駅にある「旅弁当 駅弁にぎわい」で購入しました。
カロリーは、1包装あたり 643㎉。
脂質は、25.5g 。
食塩相当量は、3.05g になっていました。
かにめし二段重
ふたつめは、「かにめし二段重」。
こちらは、明治36年創業の淡路屋の商品。
蛸壺風の陶器に入った“ひっぱりだこ飯”でも有名な、兵庫県神戸市に本社がある会社です。
かにめしとおかずがそれぞれ1段ずつ入れられた二段重。
爪付きの蟹に、ほぐし身がたっぷり入った贅沢なお弁当です。
そんな「かにめし二段重」を食べたのは、2023年3月。
新大阪駅にある「旅弁当 駅弁にぎわい」で購入しました。
カロリーは、1包装あたり 576㎉。
脂質は、12.1g。
食塩相当量は、4.4g になっていました。
牛焼肉と黒豚角煮弁当
3つめは、「牛焼肉と黒豚角煮弁当」。
こちらは、鹿児島県出水市に本社を構える松栄軒の商品です。
黒豚をじっくり煮込んだ角煮にと牛焼肉をダブルで楽しめるお弁当。
ボリューム満点の内容です。
そんな「牛焼肉と黒豚角煮弁当」を食べたのは、2023年2月。
東京駅にある「駅弁屋 祭 グランスタ東京店」で購入しました。
カロリーは、1食当たり 674㎉。
脂質は、29.8g 。
食塩相当量は、2.4gになっていました。
おかめ弁当
4つめは、「おかめ弁当」。
明治21年創業のまねき食品の商品。
姫路のソウルフードとして親しまれる “まねきのえきそば” でも有名なお店です。
いろんなおかずをトッピングしている所から “おかめ八目” のおかめをとり名付けられたお弁当。
出汁飯の上には、これでもかというくらいの具材がトッピングされています。
そんな「おかめ弁当」を食べたのは、2022年11月。
新大阪駅にある「旅弁当 駅弁にぎわい」で購入しました。
カロリーは、1包装あたり 714㎉。
脂質は、13.2g になっていました。
食塩相当量は、5.6g になっていました。
秋の彩り弁当
5つめは、「秋の彩り弁当」。
こちらは、淡路屋の商品です。
季節ごとに内容が変わる、デザートもついた期間限定商品。
この時は、「栗ご飯」「さつま芋天」「さんま山椒煮」など秋を感じる内容になっています。
そんな「秋の彩り弁当」を食べたのは、2022年11月。
新大阪駅にある「旅弁当 駅弁にぎわい」で購入しました。
カロリーは、1包装当たり 815㎉。
脂質は、30.3g 。
食塩相当量は、4.0g になっていました。
旅の幕ノ内
7つめは、「旅の幕ノ内」。
こちらも淡路屋の商品です。
3マスに分かれたお弁当箱には、3種類のご飯。
魚・肉・野菜など、煮物・揚げ物とバランスよく盛りだくさんのおかずが楽しめます。
そんな「旅の幕ノ内」を食べたのは、2022年10月。
新大阪駅にある「旅弁当 駅弁にぎわい」で購入しました。
カロリーは、1包装あたり 757㎉ 。
脂質は、23.0g 。
食塩相当量は、4.3g になっていました。
旅のにぎわい御膳
6つめは、「旅のにぎわい御膳」。
こちらも淡路屋の商品です。
大きく5マスに分かれたお弁当箱には、大阪名物「たこ焼」「豚玉葱串かつ」などのおかずがたっぷり。
関西では特に人気の駅弁のひとつです。
そんな「旅のにぎわい御膳」を食べたのは、2022年9月。
新大阪駅にある「旅弁当 駅弁にぎわい」で購入しました。
カロリーは、1包装あたり 734㎉ 。
脂質は、20.7g 。
食塩相当量は、4.8g になっていました。
新宿弁当
8つめは、「新宿弁当」。
山梨県北社市にある丸政の商品です。
信州味噌(安養寺味噌)で焼いた“鮭の味噌焼き”に、甲州名物の “ソースかつ” 。
さらに甲州煮など、山梨県・長野県に向かう中央線ターミナルの新宿らしい内容になっています。
そんな「新宿弁当」を食べたのは、2022年9月。
東京駅にある「駅弁屋 祭 グランスタ東京店」で購入しました。
カロリーは、1包装あたり 773㎉ 。
脂質は、19.1g 。
食塩相当量は、3.9g となっていました。
やまゆりポーク味噌焼弁当
9つめは、「やまゆりポーク味噌焼弁当」。
神奈川県小田原市にある東華軒の商品です。
神奈川生まれのブランドポークを、こだわりの味噌に漬け込んで焼き上げたお弁当。
付け合わせの「みぶ菜とわさびの醤油漬」「ゆず大根漬」、さらに「柚子胡椒」がアクセントになっています。
そんな「やまゆりポーク味噌焼弁当」を食べたのは、2022年8月。
東京駅にある「駅弁屋 祭 グランスタ東京店」で購入しました。
カロリーは、1包装あたり 711㎉ 。
脂質は、30.2g 。
食塩相当量は、2.3g となっていました。
ごちそう海苔弁当
10こめは、「ごちそう海苔弁当」。
デパ地下などにも店舗がある、とんかつまい泉の商品です。
こちらは、まい泉の人気弁当のひとつ。
揚げ物3種が入ったボリューム満点のお弁当です。
そんな「ごちそう海苔弁当」を食べたのは、2021年6月。
東京駅にある「グランスタ東京」で購入しました。
カロリーは、1折あたり 1,043㎉ 。
脂質は、45.2g。
食塩相当量は、4.6g となっていました。
江戸甘からあげ弁当
11こめは、「江戸甘からあげ弁当」。
ジェイアール東海パッセンジャーズの商品です。
「江戸甘味噌」を使用したタレや、「あさり」「昆布佃煮」「福神漬」といった東京にゆかりのある食材を使ったお弁当です。
そんな「江戸甘からあげ弁当」を食べたのは、2021年5月。
東京駅にある「駅弁屋 祭 グランスタ東京店」で購入しました。
カロリーは、1包装当り 966㎉ 。
脂質は、40.9g 。
食塩相当量は、3.8g となっていました。
六甲山縦走弁当
12こめは、「六甲山縦走弁当」。
こちらは淡路屋の商品です。
美しい緑とさわやかな風の中で食べるお弁当をイメージして作られた六甲山縦走弁当。
コンパクトながら、「蛸煮」「いかなごくぎ煮」など兵庫の味を楽しめるメニューになっています。
そんな「六甲山縦走弁当」を食べたのは、2021年4月。
新大阪駅にある「旅弁当 駅弁にぎわい」で購入しました。
カロリーは、1包装あたり 488㎉ 。
脂質は、11.7g。
食塩相当量は、2.4g となっていました。
みそかつ弁当
13こめは、「みそかつ弁当」。
こちらもジェイアール東海パッセンジャーズの商品です。
アンデス高原豚を使用したロースカツが入ったお弁当。
八丁味噌入りのタレがついていて。名古屋名物みそかつが楽しめます。
そんな「みそかつ弁当」を食べたのは、2019年11月。
東京駅にある「駅弁屋 祭 グランスタ東京店」で購入しました。
カロリーは、1包装あたり 1,020㎉ 。
脂質は、41.5g 。
Na(ナトリウム)は 1,434mg、食塩相当量に換算するとおおよそ 3.64g となっていました。
まとめ
以上、13個の駅弁を見てきましたが、カロリー・脂質・塩分についてまとめるとこうなります。
- 近江牛すき焼き弁当(南洋軒/2023年3月)
カロリー:643㎉ 脂質:25.5g 食塩相当量:3.05g - かにめし二段重(淡路屋/2023年3月)
カロリー:576㎉ 脂質:12.1g 食塩相当量:4.4g - 牛焼肉と黒豚角煮弁当(松栄軒/2023年2月)
カロリー:674㎉ 脂質:29.8g 食塩相当量:2.4g - おかめ弁当(まねき食品/2022年11月)
カロリー:714㎉ 脂質:13.2g 食塩相当量:5.6g - 秋の彩り弁当(淡路屋/2022年11月)
カロリー:815㎉ 脂質:30.3g 食塩相当量:4.0g - 旅の幕ノ内(淡路屋/2022年10月)
カロリー:757㎉ 脂質:23.0g 食塩相当量:4.3g - 旅のにぎわい御膳(淡路屋/2022年9月)
カロリー:734㎉ 脂質:20.7g 食塩相当量:4.8g - 新宿弁当(丸政/2022年9月)
カロリー:773㎉ 脂質:19.1g 食塩相当量:3.9g - やまゆりポーク味噌焼弁当(東華軒/2022年8月)
カロリー:711㎉ 脂質:30.2g 食塩相当量:2.3g - ごちそう海苔弁当(まい泉/2021年6月)
カロリー: 1,043㎉ 脂質:45.2g 食塩相当量:4.6g - 江戸甘からあげ弁当(ジェイアール東海パッセンジャーズ/2021年5月)
カロリー:966㎉ 脂質:40.9g 食塩相当量:3.8g - 六甲山縦走弁当(淡路屋/2021年4月)
カロリー:488㎉ 脂質:11.7g 食塩相当量:2.4g - みそかつ弁当(ジェイアール東海パッセンジャーズ/2019年11月)
カロリー:1,020㎉ 脂質:41.5g 食塩相当量:3.64g
※上記は購入日時点における推定値(目安)です。
今回みてきた中で、食塩相当量が比較的低値の2g台だったのは3つ。
「牛焼肉と黒豚角煮弁当(2.4g)」「やまゆりポーク味噌焼弁当(2.3g)」「六甲山縦走弁当(2.4g)」でした。
なかでも、カロリー・脂質・塩分において低値だったのが
「六甲山縦走弁当」
その内容は、
カロリー:488㎉ 脂質:11.7g 食塩相当量:2.4gとなっていました。
となっていました。
おすすめ
ということで、私が今まで食べた駅弁のなかでおすすめなのは「六甲山縦走弁当」。
兵庫県神戸市に本社がある、「淡路屋」の商品です。
旅の気分を盛り上げてくれる、竹皮風のパッケージが特徴。
お弁当のなかは、こんな感じ。
大きく3マスにわかれた、コンパクトなお弁当です。
お品書きは、「鶏肉煮」「昆布煮」「かまぼこ」「牛肉煮」「糸こんにゃく煮」「人参煮」「茹で絹さや」。
その横には、「玉子焼」「焼鮭」「ごぼう煮」「蛸煮」「いかなごくぎ煮」。
さらに、ボリュームのある「麦飯おにぎり」「十穀米おにぎり」に、「奈良漬」という内容です。
「玉子焼」はやはり甘いタイプではなく、“だし巻き風” 。
「いかなご釘煮」は固すぎず柔らかすぎず、関西人も大満足の美味しさ。
最初見た時は、正直「おかず少なめ・・・」と思いましたが、食べ終わってみると印象が一変!
ひとつひとつ丁寧な味つけで、おにぎりもぎゅっと握られ見た目以上のボリューム!
この内容・美味しさ・安さは、私が今まで食べた駅弁の中では一番のコスパの高さ。
そんなに量がいらない小食の方や、リーズナブルに駅弁を楽しみたい時にぴったりなお弁当です。
関西ではよく見かける、人気の六甲山縦走弁当。
百貨店のデパ地下にも入っているので、個人的にもよく買うお気に入りです。
機会があれば、ぜひチェックしてみて下さい。
※上記は私の購入日時点の数値であり、あくまで一例(目安)です。
ご購入前には、必ず最新の情報をご確認下さい。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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どうか素敵なお買い物ができますように。
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